AFに新モードが追加。Nikonが一眼レフ「D5」用ファームウェア Ver.1.20を公開
NikonのフラッグシップモデルであるD5がファームウェア更新。
グループエリアAFに新モードが追加され、
他にも使い勝手向上や不具合修正が行われています。
Nikon ダウンロードセンター – D5
Ver.1.20での変更内容
- • AF エリアモードにグループエリアAF(HL)およびグループエリアAF(VL)を追加しました。
AF モードのAF-C との組み合わせで、撮影者が選んだ横一列または縦一列のフォーカスポイントの中から、
最も手前にある被写体を捉えているフォーカスポイントを優先してピント合わせをします。 - • 再生画面の撮影情報表示に、ホワイトバランスをAUTO(オート)で撮影した画像の色温度を追加しました。
- • Exif 2.31で規格化された、世界標準時との時差情報をExifタグへ追加しました。
- • AF-Pレンズ使用時に下記の対応をしました。
- – ピント合わせを行った後にカメラの半押しタイマーがオフになると、
再び半押しタイマーがオンになったときにピント位置が変わらないようにしました。 - – マニュアルフォーカス時、フォーカスリングを回し続けて無限遠や撮影最短距離に到達している場合が分かるように、
ファインダー内のピント表示が点滅するようにしました。(ライブビュー撮影時には、画像モニターのフォーカスポイントが点滅します。)
- – ピント合わせを行った後にカメラの半押しタイマーがオフになると、
- • [セットアップメニュー]>[イメージセンサークリーニング]>[実行]で実施される撮像素子のチェック内容を修正しました。
- ※ ファームアップ後、上記手順にてイメージセンサークリーニングをすることをおすすめします。
- • 下記の現象を修正しました。
- – 別売スピードライトの発光モードが、絞り連動外部自動調光(AA)/ 外部自動調光(A)/ 距離優先マニュアル発光(GN)の場合、
アクティブD-ライティングの強度が強いほど露出がアンダーになる。 - – 静止画ライブビューで露出プレビューに設定した場合、ライブビュー表示を拡大し、露出操作(露出補正を含む)を行ってもライブビューの
明るさが変化しない。 - – 静止画ライブビューで露出プレビューに設定した場合、iボタンを押下して表示される選択項目の[静止画Lv画面のホワイトバランス]が
選択できない。 - – [ネットワーク]>[オプション]>[撮影後自動送信]>[する]で大量に連続撮影を行なうとカードへの書き込みが極端に遅くなる場合がある。
- – 別売スピードライトの発光モードが、絞り連動外部自動調光(AA)/ 外部自動調光(A)/ 距離優先マニュアル発光(GN)の場合、
- • [ネットワーク認証]が[WPA-PSK]もしくは[WPA2-PSK]の場合、接続先のSSIDがステルス設定になっている時の、
接続するまでの時間を短縮しました。 - • 一部のヘルプの記載内容を修正しました。