グレーがグレーになってない!?ガンマのお話

グレーがグレーになってない!?ガンマのお話

「何言ってんだお前は」と思うかもしれませんが、モニターはいつも正しいグレーを出すために頑張っているのです。今回もEIZOのサイトにとっても分かりやすい記事があったのでご紹介。

“曲線美”が色再現性の決め手になる?――液晶ディスプレイの「ガンマ」を知ろう

gamma01モニターには特性や個体差があり、最初から完全に正しい色を出す事は出来ません。
例えばRGBがそれぞれ128のグレーを入力したとしても、
実際に表示される色はそれより暗くなったりしてしまうのです。
gamma02
それを見越して、予め調整した値を出力すれば
正確な色を表示することが出来ます。
これが「ガンマ補正」と呼ばれるものです。
gamma03簡潔な説明でしたが、本当のところはもっと面倒で
RGBごとにガンマ値が違ったり、
ガンマ値が綺麗な曲線でなくウネウネしていたりします。
これを修正し、美しく正しい色で表示する技術が
ディスプレイメーカーの腕の見せどころですね。